総務の仕事として社員の慶弔対応がある。
この日橋本さんのお父さんが亡くなったと総務へ連絡が来た。
お葬式は家族葬とのことだった。
橋本さんは現場の仕事の人で事務職と関わりがないため事務所の人が個人的に慶弔金を送ることはなく会社として次に橋本さんが出社したら渡すこととなった。
会社に慶弔休暇の制度はないので橋本さんは有給を使うこととなった。
それから一か月たったある日、橋本さんが牟田口を呼び出していた。いつものことなのでおそらく橋本さんの給与計算間違いがあったのだろう。橋本さんの給与計算は大月担当。
聞くと有給分が欠勤分で計算されているというものだった。大月作成の出勤データを見てみるとそこは欠勤扱いになっていた。確かに担当者から貰った出勤簿はその日空欄になっていたが休みの場合は休みと入るので欠勤扱いにするのは早計だろう。
それに
有給届けの流れは以下のようになっている。
自分のところを有給届けが通過してるのに何も見てないのか？
毎日たくさん書類が来るわけでもないのにただハンコを押して満足しているのなら機械にやって貰った方が良いと思うのだが。
更にミスは続く…