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株式会社J社

責任転嫁①

責任テンカーズは転嫁に次ぐ転嫁を繰り返す

牟田口と大月が話をしている。どうせなんかまたミスったのだろう。そう考えていると、

牟田口に呼ばれた。

牟田口:実は和田さんの給与計算ミスがあったんよ

高長:(それってまた大月の担当のとこじゃん。それに先月も先々月もそのまた先々々月も・・・じゃん)

牟田口:(和田さんの部署の担当者)井上君が手書きでパソコン使えんし、出勤簿ちゃんと書いてないからアテにならんのが悪い。それで有給分が漏れた!!高長さん集計表作ってくれん。そしたら他の事業所の給与計算も楽になる!!

高長:ぼくは集計表を自分でちゃんと作ってますよ。それに事業所の人とちゃんと話して整合性も合わせています。あちらの出勤簿に問題があるならちゃんとしたモノ作ってもらわないと。完全に手落ちですよ!!データはあるのだから自分で作るべきでは?

牟田口:集計表なんじゃがのう。まあまた来月考えよう

高長:・・・(いや作らんし)

データ化した時点で全ての事務職が閲覧可能になっており自分が表をわざわざ作る意味が分からない。


仮に赤枠だけの情報しかない表を作成したとしても解決にはならない。緑枠で止まっている情報がある可能性があるからだ。キッチリやるなら締め切りを作って緑枠の情報が赤枠へ既に来ているように工夫するが大月はもちろんそんなことは出来ない。仕組みが作れないなら確認に行くべきだがそこまでもすらも達していない。

確かに井上さんは手書きでアナログなところはあるが、大月は事務所で寝ているが井上さんは現場の仕事と事務職を兼任しているのだから大月の方が配慮すべきであろう。配慮出来ませんというならその程度の者を任命し仕事をさせている上司の責任だ。

従業員と井上さんは有給を使うことに同意していてるが届出未提出の可能性がある。その場合表に反映されない。自分の場合(自分は脇課長の担当部署の給与計算担当)は表を作成した後もう一度その部署の担当者へ有給届けの未提出はないか確認しにいっていた。相手に有給確認するという意識を植え付けることが出来てからは締切日を設けて通達するようにした。その結果向こうからまだ届出はないけど有給使った日があるという情報が入るようになった。

今回のケースも、井上さんの手書きの出勤簿を見ると空欄があった。そこを欠勤扱いにしていた。井上さんの部署では欠勤するケースはほぼない。ならばそこに記入されてないなら日があるなら有給が出てるか出てないか確認するべきであろう。いつも空欄があって困っているのなら事前に締め切りを決めて出勤簿を提出してもらうなどの改善が必要だろう。その辺がスッポ抜けているので手落ちだと言ったのだが全く通じていない。さらに今回自分が表作成を断ったのでこれも気に食わないと思われる。

牟田口はほんとうに大月がカワイイのだろう。次に問題になったら井上さんを槍玉にあげる方針が確定した。

牟田口の責任転嫁グセはこれだけでなくドンドン続く

そして大月。何回同じミスをしているのだろか。自分だったら恥ずかしくて出社出来ないが全然大丈夫!!

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