年賀状の季節になった。総務が各会取引先へ送っており一大仕事だ。
送る前のポイントとして2点。
①送り先の確認
② 絵柄の選定
だ。
①送り先の確認:これは営業部長に確認してもらう。営業部長から各事業所へ連絡し、送る送らないを仕分けしてもらうのだ。部長から事業所所長へ連絡が入り事業所の女性事務員から自分へ連絡が来た。今年来た年賀状と擦りあわせるから年賀状と見せて欲しいと。
②柄の選定:印刷会社がその年の動物がうちの仕事をしているデザインを作って送ってくるのだが問題はここから。社長・会長・相談役・専務・常務・部長がバラバラに意見を出すのだ。
常務からデザインのGOサインが出る。しかしそのデザインを見た会長から動物を可愛らしいものからリアルなものにしろとくる。最後に社長が見て、動物の位置が悪い・フォントを替えて欲しいとの要望が入る。全員同じフロアで仕事しているのに無駄を重ねるのはこの会社のお家芸。
牟田口は役員とのやりとりが大好きなので①と②を任せる。
自分が組みあがった案を元にデータ化し発送する。
会社・役人個人の年賀状を完成したころ牟田口に話しかけられる。
牟田口:家のプリンターの調子が悪いから会社のでオレのも刷ってくれんかね?
高長:(さすが公私混同の神)はいわかりました。
年賀状が届いた後は牟田口に任せる。
牟田口:届いた年賀状の確認はこっちでやっておくから。
高長:はいお願いします。
さてほんとうにやるのか?