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代わりの人はいくらでもいるのか?

代わりの人はいくらでもいるのか?

元々いた人と新しく入った人の”戦力値”は一緒であるならば代わりはたくさんいるが現実は…

新しく入ったらそこからまた教育して独り立ちさせなければならない。仮に経験者だとしてもその会社の流れややり方が違うのでそれを勉強する時間が発生する。本人が勉強する時間は仕事が出来ない。更に新人をその独り立ちさせるには誰か教育係が張り付かなければならない。教育者の実行力も減る。

以下は社員が続いた場合と頻繁に入れ替わった時の実行力を計算してみた。

新人が入るとそれにつきっきりになるのでどうしても実行力が落ちる。

表は2人の関係だが

組織になった時更に悪影響が起こる可能性がある。

1人辞めたことにより他の人に負荷がかかるのだ。その煽りを受けて新たな退職者が生じる。

しかも新人が戦力として定着する前に。

今回のケースでは教育者(社員A)の仕事分を社員へ振った形としたが教育者がその分を補って負荷を受けるケースもある。

この人が頻繁に辞めることの問題点はJ社であれば待遇面であるが、

『人が入れば解決(代わりはいくらでもいる)』という考えがあるため改善されることはない。なので半永久的に人が入れ替わる。

☆なぜ考えが改善されないのか??

この『代わりはいくらでもいる』という考えの持ち主は

①上の表のどの登場人物でもない

②戦力値の細かい計算をしてないし出来ない

という特徴を持つ。

登場人物でないので現有戦力の人の能力・業務の現状が把握出来てない。

把握出来てないのでどのような影響が出るか出ているかまるで分からない。

自分にメンドクサイこと(業務)が降りかからないので反省しない・決断が軽い。

自分は新しい人を入れているので仕事は出来ているそれなのになぜ出来ないのだ?と思っており。

※全ての人は低い位置で同じ能力で纏まっているので誰がやっても変わらない。

という考えを持っている。

その割に自分の代わりはいないと固く信じている。

このような状態の時、能力の高さに関係なく新しい人はすぐに辞める可能性が高い。

そのすぐ人が辞めること対しては『アイツは使えない奴だった』とロクにその人間を見ずに評価を行う。

この『アイツは使えない奴だった』という結論から更に

※全ての人は”より”低い位置で同じ能力で纏まっている

とアップデートされる。

辞める→見下す→辞める→見下すのループに入り一般の人の平均値の能力の見積もり低下が始まり、

能力の低い人間に高い金を払う必要がないとも考えるようになる。

代わりの人間を入れる時にどのように考えるかでその組織の長のスタンスが垣間見えるのである。

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