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株式会社J社

日報による管理

牟田口:(事務員の)みなさん集まって下さい。

ゾロゾロ・・・

牟田口:今度これに日報を書いてもらうことになりました。みなさんの業務状況を把握したいので。これに簡単でいいので時間に合わせて何をしたか入力して紙ベースで提出して帰って下さい。

またいらんことを考え付いたよ。

てかその残業が多い人一人を管理したいならその人一人を面談して指導すれば済む話ではないのか?

(いらない)ルールというのはどうやって出来るか?

それは道徳やモラルを守らない人がいるから出来るのだ。

在原さん以外は仕事が終わったらスッと帰っている。無駄な残業をしないのでルールを作る必要がない。

日報を作らせることによって、

その人物の行動を分析し証拠を集め、

呼び出したところでちゃんと仕事をしてないではないか?と問い但し

離席を改めさせることが出来るなら多少の意味がある。

しかし是正させることはなかったので

結局帰り際”ムダ”な日報作成に明け暮れることとなる。

元々仕事をしている人は日報へ記入する仕事は多い。

席を離れて仕事をしていない人は書くことがないので日報記入はすぐ終わる

という悪循環。

結局牟田口は、

他の人へ余分な仕事を増やし、在原さんの残業時間は減らないという当然の結果をもたらした後で

次なる作戦を考える