そして給与計算業務が始まった
・自分の給与計算業務への関与率(データ集計)
・誰をスケープゴートにするか
という懸念事項の2点のうち先にデータ集計にどこまで関わるのかという問題が発生した。
1→2→3→4→5→6→7→8→9→10
おそらく牟田口は1→4のとこまでをやって欲しいのだ。
3→4の連結は、
5個あるデータがキレイにまとまって4へと移行されるのでここが出来てないと全て手入力で入れないといけなくなりとてもシンドイ。ミスをする確率も跳ね上がるだろう。
そこまでもちろんやるわけがない。
1の準備だけをやるつもりでいた。
牟田口が謝罪した時に先手を打って
4までやって下さいと文章で詰めずに
データ集計お願いしますとしたことによって隙が生じていた。
高長:はい終わりました
牟田口:あれ4までは?
高長:いやああれからファイルの調子が悪くて全然出来ないんです
牟田口:そうなん
高長:まあどうせ手入力するんですし
牟田口:そうだねそうだね
高長:前と一緒ですよ
不服そうだが渋々納得したようだ。
データ集計ファイルは牟田口も他の全員もわざと全く分からないものを作成していた。時間もないのでファイルを修正している時間がないように装っていた。
すると別件で牟田口に呼ばれる
牟田口:オレが入れた数式が分からなくなったんだけど
高長:(あーはいはい60進法から10進法に変えるやつね。それ入れたのオレですが)そうなんですね
牟田口:前入れたけど忘れたんよ
高長:(じゃあ自分で思い出して下さい)自分も分からないですね~
本当に自分が入れたと思っているのかカマをかけてきたのか不明だがマジ表情で詰め寄ってきた。
三週間前に、そこの個所の全数式は消しておいたのだ。もちろん遡って過去のファイルも。
この男にかける慈悲は一切ない。
そして次はいよいよスケープゴート問題だ
※必ず他の方法が残っているように注意しています。他の方法がなく業務に支障をきたすことまでやると会社から損害賠償を請求される恐れがあるため