次の日パソコンのケーブルや電話回線を敷き直さいといけないので業者が来ることになっていた。
その前日…
牟田口:今から席を移動させます
高長:(いや明日業者来てから配線のこと聞いてからの方がいいのでは)
高長:ん?あっち(営業所)の机移動はどうするんです?
牟田口:明日やるんじゃないかな
まあ勝手にやってくれ。
すると常務が牟田口に話しかけていた。
常務:牟田口君、準備大丈夫か?
牟田口:もう席移動させてますので
常務:あっち(営業所の)も机移動させんといけんでしょ
牟田口:はいすぐに
牟田口:机を移動させて下さい
営業所:そんな話聞いとらんで
牟田口:常務言ってるんで
営業所:常務とかじゃなくてなんで(早く)言わんのや
そりゃあ文句は出るだろう。事前に全体に通達してないのだから。『通達はしてるけど段取りがまだ』の段階よりも下の段階なのであきれた。
当日,,,
業者がやってきた。すると開口一番
業者:ここに机があると配線設置するのに邪魔なんでどけて下さい。
牟田口:はいどけます
案の定だ。結局コイツ何してたのか?事前に通達はしない準備は出来てない。いらんことせずにいればいいのにいらんことをしたおかげで全員の仕事を増やしている。
この時ふと思い出した。大月の段取り力の低さを。そしてそれを牟田口に指摘した時のことを。大月と牟田口の段取り力は目くそ鼻くそだ。目くその人に鼻くその説明をしても伝わらない。自分が目くそだからだ。何がくそか分からない。
それと連絡するということが出来ないことについて。
配置移動に該当する人間に対しては事前に連絡をしてしかるべきだ。それを“当たり前の”ように怠っている。
報告をするという考え方の根幹が違うのだ。
仕事は連携を取るもの → 連絡報告相談をする → 仕事が円滑にまわる
自分がこうしたいという願望 → 連絡報告相談をする → 自分の思う通りにまわる
が一番の目的だからだ。