長田さんに話掛けられる。
長田:高長さん聞いて下さい!!
高長:どうしました?
長田:実は金庫に渡してない慶弔金がありまして
高長:橋本さんの渡してないんです?
長田:いや南さんです
高長:南さんって…最近慶弔(の仕事自体発生してない)対応してないですよね?
長田:はい2年前ですね
高長:え?めっちゃ前じゃないですか!
長田:多分大月が渡し忘れたと思うんですよ
高長:間違いないですね(お金を引き落とすための書類作成は普通の人がやって“お遣い”の要素が強いただ渡すだけの仕事は大月)でどうするんです?
長田:牟田口さんへ報告してから考えようと思います。
高長:それがいいですね!!
おもむろにはなしかける長田さん
長田:金庫から昔の慶弔金が出てきたんですけど
牟田口:そうなん
長田:どうするんです?
牟田口:とりあえず金庫の中入れといて
長田:入れとくんですか?
牟田口:まあまた対応するよ
1週間が経ち一向に対応する気配は微塵もない。痺れを切らした長田さんは牟田口へ突撃する。
長田:慶弔金どうするんです?
牟田口:あー今度の掃除の時に出てきたことにするよ ←こういう時の切り返しの深さはさすが!!
長田: ・・・分かりました。
訴える → 対応策提示 → 対応しない → 訴える → 対応策提示 → ??
通常対応策を提示されるとそれで納得してしまう。プラス相手が上司が相手ということで納得する(上司にちゃんとやれとは普通問い詰めない・他に忙しい仕事があって対応出来ないのではと気を遣う)
それらを無意識に逆手に取れる牟田口はさすがだ。話は続く…