大月のパワハラ行動は直接言動で貶めるだけではない。
・対象者の決め方:自分より弱者であること
女性、年下、自分より社歴が浅い、お店―お客の関係であれば必ず強い態度で出る。
その人のことがキライや憎しみがあるといった負の感情に左右されるのではなく下の者に対してのリスペクトがそもそもないのでナチュラルにパワハラになる傾向がある。
そして対象者を決めロックオンした暁にはその者を執拗に監視する。他の全作業を止めてその者をガン見るするのだ。
自分はCの位置で仕事。大月はBでAは木下さん。チラ見ではなく体を向けて監視するのだ。
これは傍から見ていて本当に気持ちが悪い。見られている方も見られているかもでなく見られているという気持ち悪さが先立つ。
監視するタイミングは常時。仕事の話ちょっとした雑談関係なくその人が動けば監視モードに入る。
彼の気持ち悪いところはこれだけではない。この後上司(牟田口)にその人の行動を逐一報告するのだ。やれ誰々さんは私語が多い仕事をしないなどだ。告げ口する女性(女性軽視というわけはないが)や小学生と変わらない。役付者が役付者に報告していることが更に気持ち悪さを際立たせている。
しかしそんな彼でも監視をしない時がある。それは…
寝ている時だ。家で寝ている時ではない。会社で休憩時間でない勤務時間中の睡眠時には監視をしない。元々仕事が少ないこと、昼から要監視対象の木下さんがいないことも相まって昼からはグッスリ睡眠タイムであることが多い。
上記のような性格なので大月は、
自分を含め5人に対して半年、木下さんには1年近くパワハラをしていた。
6人は沸々と怒りを溜めこんでいたところに今回木下さんを泣かしたことでみんなで牟田口へ訴えようという話が出たのであった。