自己評価が”無駄”に高い人がいる。
それについて論じる。
自己評価が”無駄”に高いとはどういう状態か?
自己評価>他己評価という状態を指す。
自己評価とは自分自身が自分の実力に対して下す評価
他己評価とは他人が自分の実力に対して下す評価
つまり他人と自分の自分の実力に対する評価が『自己評価>他己評価』となった状態をいう。
前提条件として
・自分と他人の感覚は違うので一致することは稀である。
・自分のことはどうしても高く見積もってしまう
ということがある。
つまり基本は『自己評価>他己評価』という状態になっているが。
それがすぐ『自己評価が”無駄”に高い人』にすぐ結びつくわけではない。
ではいつ結びつくか?
他人の評価(他己評価)から見て、『他人の評価に見合わない行動を起こした』時に結びつく。
『アイツ、出来ねー奴だな』と思われてるうちはまだ他己評価が低いというだけの状態だが、
行動を起こした時、『アイツ、出来ねクセに何言ってんだ!?』となった時に結びつく。
具体的には、
・自分は態度が悪いのに他人に対して態度のことを指摘する
・自分はきっちり出来てないのに他人のやってることにケチをつける
etcである。
これらはなぜ起こるか?
①自己の実際の実力と自分がした評価の乖離
②自分に対して他者がどう評価してるか分かってない
ために起こる。
①自分の評価が正しいものであれば『どこまで何を発言・行動出来るか』の範囲が分かる。
逆に評価が正しくない場合、言い過ぎてしまうことやり過ぎてしまう。
②他者が自分のことをどう評価しているかを知っていれば、
自分の発言がどこまで通り、行動が正当化されるかが分かる。
他者が自分を低く見積もっている場合は、この範囲を狭めないといけない。
範囲を狭めることによって、
自己評価が”無駄”に高い人を避けることが出来る。
次はなぜ自己評価が”無駄”に高い人になってしまうのかを論じる。