実行力とは??
A.本人の持っている素の能力
B.その事柄に対しての知識経験
C.外的要因
の要因で決まってくると考える。
これらを複合的に組み合わせたものが実行力である。
A.単純に個人が持っている素の能力
理解力・計算力・処理能力・対応力・注意力・読みetc
B.事柄でおこりうることに対しての知識と経験
更にその中でも二種類の色合いに分かれる。1つはピンポイントでその事柄にしか使えないこと。もう一つは他の事柄に対して利用できるもの。
1は仕事ならその会社でしか通じないこと。ある業務をこなす時にエクセルのA1からB1を引く。スポーツで言えばフォークボールの投げ方(サッカーでは使えない)
2仕事なら『売上ひく仕入は利益』どこの会社も同じ。スポーツならボールのバウンドに対する反応など(厳密にはボール毎で違うが)
本人の能力が上がれば上がるほど1から2への色合いが強くなり垣根を越えてあらゆる範囲で使用可能となる
※他の会社で使える人材と使えない人材の差はこことなる。
・Bにおいてはボールを落とすためには無回転→サッカーボールも無回転を蹴れば落とすことが可能。エクセルでA1からB1を引くのは利益計算のため。であれば別の会社で売上がC1にあってD1に仕入があればC1からD1を引く事が理解出来る。
C.突発的に起こる事故や外的要因
違う組織でやる、パソコン・データが壊れる、雨天など天候によるものや他人からの妨害や協力で成功の成否は変わってくる。ここのポイントはかなり大きく、本人の持っている力(A・B)が発揮できない可能性を大きくはらんでいる。
・ある組織ではやっても良いがある組織では禁止されている:方法の制限
・仮に本人にしっかりこなせる能力があったとしても他人からの妨害によりやること自体を阻止され実行出来ない
Cにおいてはパソコンが壊れないように新しいものを使うことやデータのバックアップを取っておくなどの事前準備や普段から他人に妨害されることなく協力を得られやすい人間関係を作っておくなどしておけば”ある程度”コントロール可能。知識や経験が増えると何を準備し警戒すべきかの範囲が広がる。
実行力はAを磨き、Bの使える範囲を増やし、Cに対してどれだけ準備が出来るかということになってくる。Cの大きな逆転要因が生じた時、Aの能力がさらされこととなり本当の実力が試される。
10・20代はAを磨き、Bの使える範囲を広げるように努力してきた。Cの環境的要因については事前に情報を調べ入念に準備をしてきた。が人的要因に関しては協力が得られないもしくは妨害があるかもしれないという想定のもとで動いてきた。
30代は今のところAとBのみでどこまで出来るかチャレンジするつもりである。