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株式会社J社

メール設定

結果を見れば考え方がわかる

人事手続と並行して

メールの設定をして下さいと上司の牟田口の方から頼まれた。

メール設定の方法は石田さんという人の引き継ぎ書に事細かに書いてあった。

この引き継ぎ書はメール設定以外にも事細かに書いてあり石田さんの丁寧な仕事振りが伺えた。

早速自分のメール設定に入る。

引き継ぎ書が丁寧に書いてあることもあって無事設定終了。

すると自分の4か月前と8か月前に入社していたパートの人のメール設定が出来てないのでこれも頼まれる。これらも設定完了させた。更に使いやすいようアドレス帳も登録しておいた。アドレス帳作成時にあることに気付く。1年前に入社した長田さんのメールアドレスがない。長田さんに聞くと前に辞めた人のアドレスを使っていると。それは不便だ。長田さん用のメールアドレスを作ってあげよう。

そして長田さんに新規で長田さん用のメールアドレスを設定しておいた・・・

ふと考える…

てことは何か?メールの設定ほったらかしてたのか?メールアドレス持ってない事務員なんてそうそうおらんやろ(笑)

長田さんの場合は正社員でメールの設定が出来ないのはマズイから設定しよう!!

ではないな。ここは悪い意味で平等なので正社員だからメールを設定したのではない。

とりあえず辞めた人のメールアドレスを使いまわすことにしたのだろう。この場合のとりあえずは一時的に使うという意味ではなくとりあえず(前の人のメールアドレスを使わせとけば)問題ないのスタンスだ。

しかしメールの設定が出来ない、こんな丁寧な引き継ぎ書があるのに。出来ないのだ。出来ないならお金を払って業者に頼めばいい。“仕事を円滑に回したいなら”

そしてパート二人はハナッから設定する気がない。

後日、牟田口さんは総務の心得を説いてくれる(笑)

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